卒業生
卒業後の進路

海外で活躍する卒業生
第9期卒業 上村 三徳
こんにちは。私は看護師という仕事を通して以前から海外での医療活動に持っており、現在は国境なき医師団の手術室看護師として、活動に参加しています。
元々、看護師になったきっかけは、昔から海外に興味を持っており、看護師の方が海外医療活動に参加していることを知り、看護師になることを決意しました。いつかは自分も海外で看護師として活動したい、最初はいつ叶うのかもわからないざっくりとした目標でしたが、長年の努力を積み重ねようやく自分の目標に到達することが出来ました。
私は、当大学を卒業後は大分大学附属病院の手術室に6年間勤務。その後、6か月は大分中村病院にて6か月勤務後、1年間オーストラリアにて語学留学をしました。オーストラリアでは看護アシスタントとしてのインターンシップにて病院やクリニック、介護施設などで働きました。
帰国後は、大分県立病院の手術室にて勤務。まだ語学力に自信がなかったため、働きながら、独学にて英語を勉強していました。そして、2017年の4月に国境なき医師団の手術室看護師のポジションの応募に踏み切り、メンバーの一員となることが出来ました。2017年8月~2018年2月にイエメンのミッションに参加。現地の病院にて、手術室のスーパーバイザーとして6か月の任務に就きました。決して安全とは言い切れない国々での任務ではありますが、今まで手術室看護師として培ってきた知識や技術などを活かせる機会となり、自分の目標として来たことが叶い、今までにない遣り甲斐を実感することができました。また、国を超えても言語の違いはあれど、医療を通して人と接することの楽しみや喜びがあり、看護師になって良かったと改めて感じることが出来ました。
2019年1月よりイラクにて活動予定であり、これからの展望としても、国境なき医師団のメンバーとしての経験値を積み、海外医療を通して、国際看護という分野に関われたらと考えています。
また、皆様のご活躍をご期待しております。